こんな豪華な3人組も珍しい。こういうのがレコードの醍醐味かもしれません。

Galarude

CELO

3,000 yen 12inch/Techno/JPN
Disc:4 jacket:3.5 sound:4   ※レコードの状態につき、5段階評価を行っています。5が最高、1が最低です。
盤キズ細かいのありますが音に影響殆ど無し、ジャケット若干しわ有り
Galarudeの新作が出たら欲しい。そう漠然と思ってしまっている自分がいます。でも新作、出るのかなあ。というのは、ここで紹介するGalarudeというグループですが、実はメンバーのそれぞれが活動の拠点を持っているスペシャルなプロジェクトなのです。
なんて、勿体つけた書き方をしてしまいまいした。Galarudeは川辺ヒロシ(Tokyo No.1 Soul Set)、笹沼位吉(SLY MONGOOSE)、DJ KENT(FORCE OF NATURE)という3人組のプロジェクト。こんな豪華すぎる3人が集まったプロジェクトならば、発表する曲が悪いはずがありません。まずA面「CERO」は、ラテン・アフロ系パーカッションのリズムからスタートし、ひらひらと空間を飛びこえるバレアリックな上モノが乗り、そして満を持してベースがカットインされビルドアップしていくというオーソドックスな展開。但しそのバレアリック具合がやはり半端ではなくて、アコーディオンやピアニカ辺りを彷彿とさせる上モノがときに重なり、ときに展開し、体が揺れてしまうこと間違いなしです。一方B面の「Water Road Bump」は硬派な仕上がり。BPM遅めのキックの上にベースが唸る、重心低めの仕上がりです。個人的にはスライマングースの楽曲に近いところにある曲なんじゃないかなっていう気がします。
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